アメリカのナイフメーカー       日本のナイフメーカー 

◆ ヨーロッパのナイフメーカー ◆
A. G. RUSSELL
(A. G. ラッセル)
ナイフ業界へ大きな貢献を成したアンドリュー G. ラッセル氏。様々なメーカーでの製品プロデュースを手掛け、 アメリカン・ナイフメーカ−ズ・ギルドを設立する等、多岐に渡る活動で知られている。60年代には自らのブランドを 設立し、数々のフォールディングナイフを生産。87年には日欧の有名ファクトリーでライセンス生産が再開され、復刻 モデルが誕生するに至った。流れるような気品あるフォルム、そして趨向を凝らしたデザイン。高級アクセサリーと 言っていい出来映え。
AITOR
(アイトール)
スペインのアイトール社は、元々は銃器メ一力ーとして1993年にスタートした、キャンプ用の多目的ツールから、 本格的なサバイバルを意識したナイフまで販売している有名なメーカー。特にジャングルキングシリーズは、方位磁石 から簡易釣具まで装備する本格派。会社名よりも、スペイン軍やNATO諸国の軍隊に制式採用されているという実績がある。 優れた機能性とデザインのナイフを製作しているメーカーの一つ。
BASKO
(バスコ)
ロシアの銃器メーカーとして有名なバスコ社。同社がリリースするアートナイフは彫金師、エングレーバー、 ナイフメーカー、木芸家ら6人の芸術家が半年かけて製作したもの。ブレードの裏表ともリスの精巧なエングレブ が施してある。またディスプレイ・ボックスのリスの彫刻も美しい。価格のすごさも造りをみれば納得。
BERETTA
(ベレッタ)
17世紀末、イタリア北部にて創業。イタリアの銃器メーカーとして有名なピエトロ・ベレッタは、1985年にナイフ業界へと参入した。 独特のデザインで狩猟からアウトドア用品全般を主体とした製品を造りつづけ、扱いやすさにおいても定評のある有名メーカー。 同社の開発した拳銃“ベレッタM92F”はアメリカ軍を始めとして世界各国で制式拳銃として採用されており、知名度の高さも抜群。 もちろん、銃器製作で得た知識と経験が、高品質なナイフ製作にも生かされている。
BOKER
(ボーカー)
ボーカー社は、創業がなんと17世紀末にまで遡る、独・ゾーリンゲンに本社をかまえるナイフメーカーの老舗。 ドイツでは「ツールブランド」のネーミングでも有名だ。デザイン的には伝統的なヨーロピアンスタイルシンプルな もののほかに、セラミックブレード、タイタニュウム・コートハンドル等、時代の最先端技術までも積極的に取り入れた製品が多い。
BRUSLETTO
(ブルスレット)
1994年、リレハンメル冬季オリンピックのオフィシャルナイフとして選ばれたブルスレットナイフは、ノルウェーを代表する 世界的なシースナイフである。独特のデザインと切れ昧の鋭いブレードには丈夫なステンレス鋼が使用され、握りやすさを追求した 美しいデザインのハンドル部は、木目のライン等を重視して厳選したバーチ材を使用している。各モデルごとに専用の牛革シースも 用意され、注目されているナイフである。
DAVID
(ダヴィッド)
ダヴィッド・コルテリエ社は、イタリアのナイフファクトリーの一つであり、ダイバーズ、ヨットマンズ、乗馬用等、比較的、 使用目的を限定した製品を造るメーカーである。また、いかにもイタリアらしいといった特徴あるデザインは、派手さの中にも 実用性を意識している。また、曖昧さのないハッキリとした使いやすさは、各分野で定評のナイフのひとつとなっている。 コレクションとして手元に置いたり、プレゼント用にもなる優れたナイフである。
EKA
(エカ)
100年以上もの歴史を誇るスウェーデンのファクトリーメーカー、エカ社。高級感漂う、美しい彫刻を刻んだ貴金属ハンドルを 特徴のひとつとした、ポケットジュエリーナイフメーカーとしても知られている。シンプルなデザインのブレードとウッドハンドル を使用するナイフの製作も手掛け、どちらも高品質、高性能。その品質の高さは、ノーベル賞受覚者に記念として贈られるナイフを 製作したことで証明されている。
EROI
(エロア)
1872年に仏・ノジョン地方に創業したエロア社は、貴金属細工職人であるルイ・エロア・ペルネ氏が創業したナイフメーカー。 ナポレオンU世のモチーフで5フラン銀貨をデザインとしたコインナイフをはじめ、優秀な職人たちによって仕上げられた高級感漂う ナイフを手掛けている。製品の完成度の高さは、氏自身がフランス手工業界の最高栄誉賞であるメイユール・ウヴリエ・ドゥ・フランス賞や、 その他数々の栄誉を獲得していることからも伺い知ることができる。
F. HARDER
(F. ハーダー)
創業はなんと1727年。ナイフの街、独・ゾーリンゲンの中でも最も歴史の古いメーカーに数えられるのがFRIEDR. HERDERである。 ブレードに刻まれているスペードのAのトレードマークでも有名。家庭用刃物のほか、工具、専門刃物等多種多彩なラインナッブをそろえ、 品質・価格ともに良心的な製品を世界に送りだしている。装飾やデザインを一切なくした素朴な造りながら、そのグリップ感、切れ昧から、 非常に高いポテンシャルを有していることがわかる。
FISKARS
(フィスカ)
1649年、フィンランドで創業したファクトリーメーカー、フィスカ社。I8OO年代になってからナイフの製造を手掛けたと言われる 同社は、水辺での使用を意識した素材を用い、タッチアップ装置の組み込まれたフィレナイフをラインナップに加えている。また、 ハサミに定評のある優秀なメーカーでもある。1987年にはガーバー社を買収し、正式には、フィスカ社ガーバー部門として活動している。
FLORINOX
(フロリノックス)
フランスで製造されているフロリノックス社のナイフは、独特のライナー・ロックシステムを採用した、カナダの有名デザイナー、 デニス・レメイアー氏デザインの非常に優秀なナイフである。大型で扱いやすい回転ボルスターによるブレード開閉操作が特徴。 同型のナイフが複雑な構造メカを有するのに対し、フロリノックス製品はシンプルで信頼性が高い。
G. DAVID
(G. ダビッド)
フランスの刃物生産の中心地として有名なティエールで、年間50万本ものナイフを生産しているマスプロメーカー。材料選びから ナイフの完成に至るまでの作業を外部に委託しないという、徹底した自社内作業システムを行っている。数々のラギオール型ナイフに 関するパテントをもっており、その中でもMAIL-LECOHRTは注目を集めている。各モデルとも使いやすさや耐久性はもちろん、デザイン も非常に高く評価されている。
HALLER PREMIER
(ハーラー・プレミア)
独・シュツットガルト近郊にあるハーラー社は、歴史ある、古いナイフメーカーである。現在は、ハーラーブランドでMOKIナイフ等が OEM生産を行っている。その中でも人気なのはハーラープレミアムと呼ばれる製品で、同ブランドの中でも最高品質の物だけにしか与えられない マークとなっている。構造、仕上げともに美しく素晴らしいハーラープレミアムは、ドイツの伝統と日本の技術が生み出した逸品で、ヨーロッパ 各地でも熱い眼差しを向けられている。
HELLE
(ヘレ)
スカンジナビアに伝わる、伝統的とも言えるナイフを製造しているヘレ社は、ノルウェーに本拠を構えるナイフメーカーである。 武器としてのナイフより、日常での使い勝手を優先した独特なデザインの同社のナイフは、同地の習慣から産まれたと言われ、見た目 からは想像できない使用感を昧わえる、実用性の高さを実感させてくれる。現在では、サビに強いステンレス材も多用されるようになり、 より実用性が増したと言えるだろう。
HUBERTUS
(ヒューバーツ)
100年の歴史を誇る、ドイツはゾーリンゲンにあるナイフファクトリーの老師、ヒューバーツ。もともとは、キッチンナイフやテーブルナイフ を中心に発展してきたメーカーだが、現在ではスポーツナイフを主にラインナップしている。大型のフォールディングナイフは、プレードを畳めば 小型ナイフとしても使用できるという特徴を有し、投げ専用のスローイングナイフや、ハンマーが付属したユニークなナイフ等も製作。
IBBERSON
(イバーソン)
|*XLやジョセフ・ロジャースなど世界的に有名なメーカーを輩出し、近代ポケットナイフの世界三大産地の一つに数えられる英国・ シェフィールドにある老舗中の老舗といえるナイフファクトリー、イバーソン社。キャンパーズナイフをはじめとした同社のモデルは、 イギリスナイフらしい素朴なデザインで、そのうえ大変安価であることが特徴。しかし品質、使いやすさともに納得のいく、実用性の高い 仕上がりを誇っている。
IISAKI
(イーサッキ)
1879年にイーサッキ・ヤルペンパー氏が設立した、北欧のフィンランドで最古のナイフメーカー。ナイフが生活に深く密着するこの 地方では、古くは、宗教的な儀式にも使用されたと言われる。その伝統と習慣を大切に守ることが、装飾品のひとつとさえいわれるほどの 美しいハンドルと品質を作ってきた。そんなラップランド地方の伝統的な道具を現代に蘇らせたナイフを製造する同社は、主にハンドメイド の製法を採っている。
JACQUES MONGIN
(ジャック・モンジャン)
ハンドル材に1本の水牛の角を使い、それをくり抜いて成形するという美しさが特徴の、ジャック・モンジャン氏のナイフ。50年以上の 長い歴史と経験に裏打ちされたナイフの数々は、シンプルで美しいフォルムと、リングを引いてミラーフィニッシュのブレードのロックを 解除する“バーチカルロック”など、メカニズム、デザイン、どれを取っても非常に優れた製品。基本は手作りという同氏は自ら納得のいく ナイフを作り続けている。
JOSEPH RODGERS
(ジョセフ・ロジャース)
ドイツのゾーリンゲン、日本の関などとともに、世界三大ナイフ生産地のひとつであるイギリスはシェフィールドの老舗メーカー、 ジョセフ・ロジャース。その品質の高さは、1821年に英国王室からオフィシャル・カトラリーとして承認されたという実績が証明している。 シェフィールド・ナイフの特徴である独特のシェイプには、スポーツナイフにはない、伝統的で上品な雰囲気がただよう。ブレードの刻印は、 星とマルチーズ・クロス。
KLOTZLI
(クロッツリー)
1846年に設立という古い歴史を持つクロッツリー社は、スイスのブルグドルフで創業を開始し、世界一級の工業製品を誇るスイス産業の 発展に大きく貢献してきたメーカー。またスイス最大の刃物専門店も有し、家庭用のナイフからプロの要望に応える本格的なツールとしての ナイフまで、幅広いシェアの製品の生産を行っている。伝統的な技法はもちろん、積極的に近代技術まで採り入れ、精力的に展開を図る同社は、 現在ナイフショーの主催等も行っている。
LAGUIOLE
(ラギオール)
フランスのラギオール。その地およびその周辺で、100年以上も昔からポケットナイフの総称とされるのが“ラギオール型”ナイフである。 その大きな特徴は、滑らかな独特のカーブを描くグリップスタイルとターキッシュブレード、そして繊細で美しく施された装飾品類である。 1982年に始めて輸入されたラギオールは、ハンドルの材質やブレードの材質、またそのサイズまで様々なバリエーションを展開し、現在でも 手に取る者を魅了している。
LAGUIOLE
(ライヨール)
ライヨールナイフは、19世紀初頭にフランスのアヴィロン県オフブラックにあるライヨール村で誕生している。美しくスマートで独特の デザインを主体とする同社のナイフは、女性や各界のアーティストからも親しまれ、ワンポイントマークであるミツバチにも人気がある。 ほっそりとして握りやすいハンドルは、外観はもちろんのこと、ワインオープナー等のシステマティックな魅力も兼ね備えている。
LINDER
(リンダー)
カール・リンダー社は、ゾーリンゲンの重厚で高級感溢れるデサインを継承したナイフファクトリー。特に、1本づつ丁寧に仕上げられる 同社のナイフは、優れたマイスター(弟子)たちの伝統ある独特な製法を現在でも採用しており、現在でも高い人気と品質、技術を保った 高級ナイフとして認められている。最近ではアメリカンスポーツナイフの影響を受けたハンティングナイフ等をラインナップに加えている。
MANIAGO CONSORZIO
(マニアゴ・コンソルジオ)
コンソルジオとはイタリアの刃物の街マニアゴにある刃物専門メーカーたちの組合のこと。マニアゴのナイフの歴史は1380年から始まり、 中世ベネチアが戦闘的国家だった頃、刃物の街として大きく栄えるようになった。またドイツ・ゾーリンゲンとの関係も深い。
NONTTRON
(ノントロン)
フランスのペリゴール地方ノントロン村。製鉄や農具の生産で知られる同村はルイ王朝に伝わるサーベルを献上していたことでも有名。 その地にあるフランスで最も古いポケットナイフブランドがノントロン社である。その創業は16世紀まで遡るので、400年以上の歴史を持つ ことになる。特徴的なハンドルは「サボ」と呼ばれ、ツゲの木製。また、中世独特の甲冑模様が施されているのも印象的。現在ではライヨール社 の傘下に入っているが、創業以来のデザインは頑に守りつづけている。ロックは回転ボルスター式を採用。軽量で気軽に使えるモデル。
OLBERTS
(オルバーツ)
フリードリヒ・オルバーツ社は、世界的な刃物都市であるドイツのゾーリンゲンで、刃物職人であるオルバーツ・メイス氏によって1872年 に創設された。創設当初、日常的なハサミや食器類なども手掛けたが、現在は伝統的なムードをもった機能性の高いポケットナイフを専門に 商品展開を進めている。特に究極のツールナイフとして有名な百徳ナイフは有名。鋭い切れ昧と高い品質にこだわり続けるマスプロ・メーカー。
OPINEL
(オピネル)
「フランスの肥後守」と呼ばれるオピネルのナイフ。100年以上も変わらぬデザインは、フランス国民だけでなく世界的に親しまれている。 独特の感性によって考えられた、優しさのある丸い木製ハンドルとシンプルなブレード。機能性の高いロック機構はボルスターのカラーを回転 させるシンプルなもので、使いやすさを追求したデザイン。オピネル社は、ナイフか本来持つツールとしてのコンセプトを基本に、数種類の サイズやバリエーションを数多くリリースしている。
OTHELLO
(オセロ)
ゾーリンゲンで創業100年を誇るアントン・ウィンゲン社のブランド名であるオセロは、ドイツに古くからある伝統的なヘヴィー デューティ・レミントン等の大型ナイフや、品質の優れたインテグラルハンターで知られている。完成度の高さと種類の豊富さから、 実用品としてだけでなく、コレクションとしても充分価値ある1本となっている。また、独特のデザインと使いやすさが評価され、 多くのユーザ達から支持を受けている。しかし残念ながら、同社はすでに廃業し、市場在庫は価値あるコレクションとなっている。
PRADEL BROSSARD
(プラデル・ブロッサール)
仏国ティエールといえば世界的に有名な刃物の産地で、その地に1790年に創業した老舗メーカーがプラデル・ブロッサール。創業当初は 家庭用刃物の生産をしていたが、1930年にはラギオールタイプのナイフを発表。1997年にはパリの有名ブランドメーカー、モラビトとの契約。 デザイン重視のモデルを次々と発表。インレイシリーズとモダニカシリーズはその一つで、伝統的な流れるようなフォルムと洗練された装飾が 見事に溶け合っている。コレクションアイテムとしても楽しめる逸品。ブレードに刻印されているVERITABLE SANOVIKは、ブレードに スウェーデン鋼を使用している印。
PUMA
(プーマ)
1769年に、ヨハン・ウィルヘルム・ラウターユングがドイツのゾーリンゲンで創設したプーマ社は、もともとスポーツナイフなど ヨーロッパの伝統的なナイフを作り続けてきた。現在では近代的なデザインのモデルや限定ナイフ、ハンティングナイフなどの新しい商品にも 力を入れている。ブレードに刻まれたロックウェル硬度テストの後のドットが、同国のマスプロメーカーらしい品質管理の厳格さを表している。
ROBERT KLAAS
(ロバート・クラス)
ハサミやキッチンナイフ等の日常刃物も多岐に渡って製作する総合刃物メーカーであるロバート・クラス社は、ドイツのゾーリンゲンで 1834年に創業した老舗のマスプロ・メーカー。ハンドル材には、マザーオブパールを使用して装飾性を高めたデザインから、実用度を重視した 強化プラスティック材まで、幅広く採用。現代的なデザインを手がける一方で、ヨーロッパの伝統を大切にする、クラフトマンシップを 感じさせるメーカー。
RANGER'S FRANCE
(レンジャーズ・フランス)
フランスの刃物産業で有名なチュールに創設されたレンジャーズ・フランス社は、フランス製としては珍しく、アメリカ系のデザインを 採り入れたナイフを数多くリリースしているメーカー。大型のファイティングナイフはもちろんのこと、特に実用性や機能美を追求したデザインの 小型フォールディングナイフは優れた1本として評価も高い。製作は日本を代表するファクトリーメーカー、G・サカイが担当している。
RICHARTZ
(リヒャルト)
比較的新しい近代的なイメージを持つケブル・リヒャエルト社は、ドイツのゾーリンゲンにある有名なナイフファクトリーのひとつである。 製造段階からオートメーション化を多く採用し、マスプロダクション方式の生産方法で造りだされ、各種ツールナイフからポケットナイフまで、 非常にリーズナブルな価格で高品質、多機能性に優れている。また、独自の厳しい品質管理によってコストパフォーマンスの高い製品造りに 定評がある。
ROBERT DAVID
(ロバート・ダビッド)
羊の脚をモチーフにした独特なシルエットが特徴的なラギオール型ナイフ。そのデザインにこだわったブランドが、フランス有数の 刃物生産地・ティエールに本社をかまえるロバート・タビッドである。黒檀やミモザといった贅沢な素材をハンドルに用い非常に高級感 あふれるモデルになっている。そのためか一見華奢な印象を受けるが、手の平にしっくりくるグリップから使用感を考えたデザインだと いうことが理解できる。
ROSSIGNOL
(ロシニョール)
ブレードに刻まれた鳥と傘のマークが有名な、フランスのティエールにあるマスプロメーカー、ロシニョール。プラデル・ブロッサールや ロバート・ダビッドと同じくラギオール型ナイフの製造で知られる。ラギオール型の特徴的なスタイルはメインブレードのほかに、コルク抜き、 革製品に穴を開けたり結んだローブをほどいたりするのに使うスパイクが付いているというもの。フランス人の生活に密着し、長く愛されてきた 実用ナイフ。
SEDLCANY
(セドゥルチャニー)
北のローマと讃えられる古都プラハを首都とするチェコ共和国は、旧東欧圏随一の精密工業の発達した国で、国産車スコダなどの生産で 知られてもいる。刃物工業も盛んに行われており、他国では手に入らない珍しい刃物も製造されている。その中でもセドゥルチャニー社の ポケットナイフは独特のブレードアクションを特徴とする大変ユニークなナイフ。周辺国でも手に入れにくい非常に珍しいモデルは、 オフィスでの軽作業、ペーパーナイフとしても使える。
SHEFFIELD
(シェフィールド)
刃物産地として名高く、最盛期である19世紀には、その生産の80%以上を輸出していた歴史もあるイギリスのシェフィ一ルドには、 数多くのナイフファクトリーが存在している。特徴あるデザインを持つフォールディングナイフをはじめ、缶切り等が付いた各種ツールナイフ。 また、グリップアングルや機能美に優れ、抜群の実用性を兼ね備えたこれらのナイフは、日常生活で使用するのに最適なナイフの―つとして 人気も高い。
UTON
(ユートン)
ウクライナ国営事業会社ユージマフの子会社、ユートン。主に軍事用品を生産しているファクトリー。ミリタリー関連のモデルには、 ブレードについているレバーをスライドさせることによってブレードを引き出すシステムの非常にユニークなものがある。残念ながら 現在は製造は中止されている。
VEIKKO HAKKALAINEN
(ヴェイッコ・ハッカライネン)
ヴェイッコ・ハイカライネンは、ラップランド出身のクラフトマン。独特なハンドル形状を持つラップランドナイフの製作を伝統的な方法で 行っている。特徴的で優れたナイフのデザインは、華や木を自然のままに活かした造形がモチーフとなっており、味わい深く、より多くのユーザー から慣れ親しまれている。また、武器というよりは、生活により密着した文化的な感覚を大切にし、それを意識した製品造りを行っている。
Z. J. A. HENCKELS
(Z. J. A. ヘンケルス)
ドイツで創業、3世紀にわたる伝統をもつヘンケルス。双子のブランドマークで知られる同社では創業時より、素材である鋼材の厳選から 製品のフィッティングまで一貫した製品システムをとり、マイスター(国が認定した熟練工)達の技術を導入し、クオリティを追求した 製品作りが行われている。現在、包丁をはじめハサミ、ナイフなど磨きぬかれた伝統の技術によって作り上げられた製品は、100カ国以上に 輸出され世界中の人々に親しまれている。

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